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伝統履物の草履、下駄、足袋等を、主に全国の寺社仏閣に納めている「履物しば田」と申します。
現在、ネット通販と全国行商というハイブリットスタイルで商いをしております。
行商というとイメージが湧かないかもしれませんが、催事場で出店したり、全国各地の寺社仏閣に直接販売しております。
創業のきっかけ
実家の家業が和装関係だった為、長年付き合いのある職人さんや工房(工場)が次々に高齢化と後継者不足で廃業していくのを見ていました。
特に履物の業界は、後継者のなり手がいなかったので、廃業したり、事業変換する会社も少なくありません。
そもそも和装の市場規模自体が数十年かけて右肩下がりで推移してきたので、和装を生業としてきた人たちは、後継者を育てる環境ではなかったと思います。
だから私の目の前で、昔からある草履や下駄が、同じ製法で作れない。と耳にするたび、なんとなくモヤモヤした気持ちが生まれました。
和装業界でも着物生地である織物は、メディアでも取り上げらたりして、かろうじて若い職人さんにもスポットはあたりますが、履物まではスポットライトが届きません。
和も洋も問わず「装いの最後の仕上げが足元」と云うのに、あんまりだ!
『草履、下駄を残したい!』
ただそんな勢いで2015年にネット通販を始め、2018年に会社を立ち上げました。
今までで、数千足以上お客様の足元に届けさせて頂くようになりました。
いろんな失敗も数多くしましたが、その度に勉強して履物の奥深さを知りました。
古いカタチの草履や下駄が、若い方には一周まわって新しいデザインにも見えたりもするそうです。
一方、高齢化に伴い足の悩みも多いと聞きます。
それなのに足に対する知見や、足を守るすべがないのが現状です。
最近は、子供の教育現場でも、浮指、偏平足といった足の退化が見られ、昔から日本にある履物が足育として注目されています。
少しでも多くのかたに、このブログの場を借り、履物を通してNIPPONの魅力を伝えれていければと考えています。
未熟な文章ですが、引き続き宜しくお願い致します。
そして、皆様の嬉しい拡散もお待ちしております(笑)
履物 しば田
はきもの屋しば田BASE店